ミスや失敗をした時の処置 ◆ ミスがわかったときにまずすること
自分で処理できるようなミス、例えば文書の誤字などは、
自分で訂正することが可能なので、気づいた時にすぐ修正しましょう。
一方、自分1人では処理しきれないようなミスや、
対処の方法がわからないような問題が起きてしまった場合は、
速やかに上司に報告し、その後の処置についての指示を仰ぎましょう。
対処の仕方がわからないのに、気まずいからと言って1人で抱え込んでいても、
事態は悪化するだけです。
また、報告する時は、的確に指示をもらうためにも、迅速な対処をするためにも、
今起きている問題を簡潔に伝える必要があります。
そのためには、ビジネスの基本である5W1H、つまり、
・いつ、その問題が起こったのか
・どこで起こったのか
・誰が起こしたのか、誰のもの(社内、取引先など)か
・何が起こったのか
・なぜ起こったのか
・どのような状況で起こったのか
を簡潔にまとめ、伝えるようにしましょう。
また、自分では気づいていないミスについて、他者に指摘された場合は、
言い訳や責任転嫁をする前に、
「申し訳ありません。すぐに訂正いたします。ご指摘ありがとうございました」
とお詫びと指摘してもらったことへの感謝を述べ、
すぐに訂正に取りかかるようにしましょう。
そのミスに関係のある人ならもちろん、あまり関係がないけれど偶然ミスを
見つけてくれた人にも、訂正後に一言報告とお礼を伝えるとより良いですね。
◆ 社外との取引の中でミスがあった場合
社内で起こったミスももちろんですが、社外との取引の中でミスを放置すると、
取引停止や訴訟など、大問題に発展する可能性も大いにあります。
ミスが発覚した場合、また約束が守れない可能性が出てきた場合などは、
わかった時点ですぐに取引先に連絡し、謝罪しましょう。
そして、単に謝るだけでなく、それをどうフォローするのか、
どう対策し、どう改善策を施すのかもきちんと報告するべきです。
相手にとってはただ謝ってもらっても「で、どうなるの?」が大切です。
これだけの情報社会ですから、マイナスなことも開示し、
お客さまや取引先とも情報を共有し、ともに解決策を考える方が懸命です。
ミスを隠し通して、内々に処理できれば、確かにいいかもしれませんが、
そのことが発覚すれば、より事態は悪化します。
一刻も早く処理するためにも、ミスを発見したらまず上司と取引先に報告し、
訂正後にも再確認してもらうようにしましょう。
原因究明は大切ですが、それに時間がかかり処置が遅れては意味がありません。
まずは問題を解決してから、原因究明に取りかかる方がよいでしょう。
この場合も相手には「今から全力で原因究明に取りかかります」という報告を
きちんと入れ、なおかつ随時経過を報告することが重要ですね。
ミスはミスでも、その後に找猡韦ⅳ雽潖辘颏贰⒆钌皮蚓·工长趣恰